業界別活用例太陽電池の表面ガラスに
シール剤を帯状塗布したケース

業界
電池
吐出液
シリコーン樹脂(フレームシーラー、ガラスシーラー)

現状の課題および要望

太陽電池の製造過程で、モジュール表面のガラスとアルミフレーム間にシール剤を帯状に塗布する工程があるが、既存の設備では、

  1. 塗布後に液ダレしてワークや周囲を汚すことがあり、拭き取り作業が必要になる。
  2. 塗布量が安定しないため、後工程で手直しする必要がある。
  3. 特に高粘度液の場合、塗布スピードが遅くなるため、生産速度を上げられない。

などの問題がある。

解決方法および改善メリット

液ダレなく高精度の定量吐出が可能なモーノディスペンサーを採用した。

  • 塗布後の逆転動作で液ダレを防ぐので、ワークや周囲を汚さず、拭き取り作業が不要になった。
  • 優れた定量性により塗布形状が安定したため、手直し作業が不要になった。
  • 高粘度液でも安定した吐出ができるので、タクトタイムを短縮できた。
  • 回転速度の制御だけで必要最小限の塗布量に調整できるので、シリコーン樹脂のロスを低減できた。

■関連製品

ご存じですか?
モーノディスペンサーは
一軸偏心ねじポンプです。

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