業界別活用例太陽電池パネルのジャンクションボックスに、
2液性ポッティング剤を液ダレなく高精度に混合・充填したケース

業界
電池
液体
2液硬化型封止剤 

現状の課題および要望

太陽電池のジャンクションボックスに、2液性ポッティング剤を混合・充填しているが、既設装置では、

  1. 主剤と硬化剤の粘度差が大きく(数1000mPa・s / 数mPa・s)、混合比が10:1程度と吐出量の差も大きいので、
    混合精度にバラツキが発生する。塗布量や混合比の調整作業に手間取る。
  2. 液ダレがあり、手直しや装置の拭き取り作業などが必要で生産性が上がらない。
  3. ディスペンサーの構造が複雑で、メンテナンス時の分解・組立に手間がかかる。

という課題がある。

解決方法および改善メリット

主剤用のモーノディスペンサー3ND06型と硬化剤用の3ND04型に、スタティックミキサーを組み合わせた混合ユニットを採用した。

  • サーボモーターの回転速度の制御だけで簡単に吐出量・混合比を変更できるので、充填量の調整時間が短縮できた。
  • 主剤と硬化剤の吐出量を高精度に設定でき混合精度が安定した。
  • 液ダレがなく、拭き取り作業が不要になった。
  • シンプルな構造なので分解・組立が簡単にできる。

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